FINAL FOUR(準決勝)
4月3日にFINAL4の2試合が行われ、ベイラー大とゴンザガ大がファイナル(決勝戦)進出を決めました。
1試合目のベイラー大とヒューストン大の一戦は、ジャレッド・バトラーを筆頭に5人の選手が2桁得点を挙げヒューストン大を一蹴。
この試合でバトラー大は3ポイントを24本中11本(45.8%)決め、前半で45-20と大量リードし、後半もベイラー大の勢いが止まらず、78-59で快勝し決勝進出を決めました。
2試合目のゴンザガ大とUCLAの一戦は、ゴンザガ大の一方的な展開になると思いきや、UCLAがファーストフォーから勝ち上がってきた勢いそのままにゴンザガ大と互角の戦いを見せ、両者譲らない展開で延長戦までもつれ込む大激戦となりました。
UCLAのエース、ジョニー・ジュゼンがチーム最多の29得点を挙げるとゴンザガ大のエース、ドリュー・ティミーもチーム最多の25点を挙げる活躍。
延長戦に入っても両者譲らずの展開でゲームが進み、残り6秒の所でUCLAのジュゼンがオウンリバンドからゴールをねじ込み90-90の同点にし再延長突入と思われたが、残り3.3秒ゴンザガ大のジェイレン・サッグス(Diaper Dandy)がエンドからのボールをドリブルで持ち込みハーフウェイ付近より放ったシュートがバンクショットとなりリングに吸いこまれ、劇的なブザービーターでレギュラーシズンから無敗のままファイナル進出を決めました。
これで5日のファイナルは、ベイラー大 vs ゴザンザガ大の一騎打ちになります。両校はレギュラーシーズン中に対戦が組まれておりましたが、コロナの影響で試合がキャンセルとなっており、両校の対戦は幻となっておりました。
今回ベイラー大はサウスの1位シード、対するゴンザガ大はウエストの1位シードと1位シード同士の激突となり、今シーズン最後のゲームにふさわしい激しい戦いが繰り広げられる事でしょう。
ゴンザガ大 vs UCLA ハイライト